林業事業者により、広葉樹を弊社に搬入していただきます。

広葉樹の樹皮をはがします。

中身の木質は薄い木片に裁断して、紙の原料として製紙メーカーに納入します。

はがされた樹皮は、ベルトコンベアーで集積されます。

右写真は樹皮の拡大写真です。

樹皮を炭化窯にいれ、350℃前後の温度でじっくりと蒸し焼きながら熱処理をおこないます。

右写真は空の状態の炭化窯です。約110ｃｍの深さがあり、底にはレンガを等間隔に置いて、その上に穴のあいた鉄板を敷いています。

熱処理時に発生する煙を冷却槽に引き集めて冷やすことにより、木酢液が抽出されます。抽出された木酢液は貯留槽に移送され、貯留精製後、中澄み液のみ採取して利用されます。

煙は炭化窯の下部の配管から引き集められます。

2～3週間じっくりと蒸し焼きをおこなうと、しっかりと樹皮炭ができあがっています。低温で炭化することで軟質の炭に仕上がります。右写真は樹皮炭の拡大写真です。

農林水産省より動物用医薬品製造工場の認可を受けている工場です。この工場でネッカリッチを製造しています。

右写真は樹皮炭を細かく加工する粉砕機です。製造の要となる装置です。

細かく粉砕された樹皮炭と木酢液を混合して調整します。

品質確認後に袋詰め梱包を行い、ネッカリッチのできあがりです。

ネッカリッチは全国各地のお客様にご愛用いただいております。